料理をお皿に盛り付けるときは彩りを

せっかくおいしくできたお料理を見た目にも楽しんでもらうためには、盛り付けにもこだわりましょう。いくらおいしい料理でも、白いお皿に茶色のメニューばかりでは、おいしく見えません。大切なのは、彩りを考えることです。

食べ物の基本となる色は、白、黒、赤、黄、緑の5つの色です。ごはんにハンバーグ、目玉焼きのプレートを用意すると、そのままではさみしい印象を与えてしまいます。この場合、ごはんが白、ハンバーグが黒になっているので、赤、黄、緑を足してあげましょう。赤いラタトュイユに、緑のレタス、黄色のコーンスープを足すと、見た目の印象は大きく変わります。

ただ、赤や黄色は色味が強いので、バランスが重要になります。白いご飯をケチャップライスにしてしまうと、かえって見た目が悪くなってしまうので、使い過ぎないように気を付けましょう。ミニトマトは洗うだけで食べられる野菜ですが、彩りを豊かにするためにも欠かせません。赤はニンジンやトマト、緑はブロッコリーや葉物の野菜、黄色はトウモロコシやカボチャというように、良く使う食材の中で、彩りを工夫することは可能です。揚げ物や煮物など、茶色になりがちなメニューの際には、食材を足すだけで見た目が華やかになります。