お皿においしそうに盛り付けるコツとは

料理は作っただけでは完成するわけではありません。もちろんおいしいことは大前提ですが、美しくおいしそうにお皿に盛り付けることで、初めて完成するものです。高級レストランのようなプロの盛り付けのようにするわけではありません。少しのコツと工夫によって、誰もがおいしそうだと感じるように仕上げることができます。

まずは料理に赤や黄色、緑の食材を添えて色合いが美しくなるように意識しましょう。赤い食材といえばトマトが一番に思い浮かべる人も多いと思いますが、赤いトマトだけではなく緑や黄色のものを使うことで、まるで料理が違うもののように見栄えが良くなります。また彩りを工夫することによって、栄養面でのバランスも取れるといわれています。一つ一つの素材の色を考えながらレイアウトをするのも、おしゃれな感じに仕上がるでしょう。

そしてたくさん作ったからといって盛り過ぎてしまうと美しくありません。お皿に30パーセントほどの余白が残るように盛り付けるようにしましょう。ソースを使った料理があるのであれば、すべてを食材の上にかけるのではなく、余白を利用して描くように添えてみるのもよいでしょう。料理の量に対してお皿が少し大きい場合には、縁に柄があるものを選ぶことで、さみしく感じさせることはないでしょう。